雪割草

『雪割草』霧野なぐも・著

霧野なぐも・著

ISBN978-4-86514-592-2
出版社:株式会社 大航海
配信開始日:2026年11月3日
頁数:40(※1)
価格:230円(税込253円)
※1 1行36文字頁13行でレイアウトした場合の総頁数です。

あらすじ

「お父さんが好きだった──」身体を繋げると、コユキが何気なく口にしたその一言に、「私」は言葉を失った。マッチングアプリで出会ったのは、童顔の美少女。幼ささえ感じさせる容姿とは裏腹に、彼女にはどこか不思議に手慣れたところがあり、ときおり見せる大胆さと、ふとした瞬間のあどけなさとの落差に、「私」は心を奪われていく。だが、その奔放さの奥には、彼女自身も語ろうとしない過去があった。「私」も、亡き妻との暮らしのなかに癒えない傷を抱えていた。互いに求め合い、身体を重ねるほどに、単なる欲望では片づけられないものが立ち上がってくる。やがてコユキは、「私」の傷にそっと触れるような言葉を口にする。誰かを求めること、誰かと寄り添うこと。その意味を、二人は思いがけない形で悟っていく。傷ついた四十路前の男と、過去を抱えた若い女。孤独と愛の境目を静かに描いた、「艶想」4號掲載の切なくも、温かな物語。

著者略歴

霧野なぐも(きりのなぐも) ─ 二〇二〇年にマドンナメイトから『未亡人とその娘 孕ませダブル調教』でデビュー。TSF、女性優位、未亡人と、なんでも書くしなんでも読む。「特選小説」で短編や、主にマドンナメイトでは多様なジャンルを上梓。なんでも書くけれど、お察しの通り歳の差恋愛が大好き作家。
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