お嬢様は淫乱でございます

【沢里裕二・著】おじさま! 本当に達しそうなんです。ですから、早くこっちを……麻里子は甲高い声をあげながら、放置されているほうを差し出した。このままでは本当に狂ってしまう。お、ね、が、い……もうひとつを、舐めて! ──北急コンツェルン創業家の一人娘という身分を隠し、広告会社に勤める北山麻里子には、もう一つ大きな秘密があった。それは隔世遺伝な「体質」。夢の中はもちろん、満員電車の中で、会社の打合せスペースで、様々な特殊体験を重ねていく彼女だったが、その同僚でBFの純平も、撮影中の人気モデルや北山家の女執事らに幻惑され──たった一日の「壮大」な物語に、これでもかと執拗なまでに蜜筆をふるう著者・沢里裕二デビュー二作目! 潮が飛び、蜜に溢れるみずみずしい筆致に、思わずのけぞる官能エンタメ。「お嬢様は、こんなものでは……」(北山家ワケアリ執事 三宅智子)。同名小説(二見文庫 2013年)書下ろし【原本】!!

580円

やったもの勝ち

【沢里裕二・著】行くか、やめるか。射出したら、そこで終わりだ。いいや、やっぱり、エッチは、やったもんが勝ちだ──北関東の奥座敷と呼ばれた花吹雪温泉で、唯一生き残った温泉宿の満蜜亭。料金を払ってくれるなら、脱獄犯でも熊でも泊めるというのが創業以来の心得だ。美人女将をはじめ、どこかでネジが飛んだ従業員たち。閑散期は地元住民との淫らな憩いの場ともなっていた。ついぞ無かった忙しい正月。女将の沙織と番頭の梅宮が、深夜の浴場で熱い汗を流す姫始めに遭遇した宿泊客の田中は、一目惚れして待ち合わせた仲居の美恵とともに4Pを経験してしまう。不埒な快感とあふれる汁音……まんまと満蜜流のおもてなしにはまった田中が企てたのは、自社社員と宿の従業員たちとの乱交合戦? ワケアリ美人姉妹宿泊客まで登場し、空前絶後の淫場が始まる!? 著者得意の艶笑官能、『やったもん勝ち』(「悦」文庫2016年)書下ろし【原本】!!

530円

Kyoto Honey Doll(『京都でやろう!』英語版)

【沢里裕二・著】“Mmm. Yes. Aoyama-san’s voice is so sexy. The moment you said ‘pink’, my pink pussy was squashed by the saddle. I was completely turned on. Yes, a rodeo machine…” After being laid off from her job at a publishing company in Tokyo, Mami Aoyama was working as a telephone operator for a mail-order company in her hometown of Aomori. One day, she receives a call from a female customer who wants a rodeo machine. There was something wrong with her voice. Apparently, she was agitated by the sound of her masturbating voice and the lewd images in the product description, and she answered the call in an obscene manner, which is prohibited for an operator, and was placed on leave. Then, her feet naturally turned to Kyoto, where the female customers lived. Kyoto, a city ruled by the Lewdness art master in the Dark…. A side story of the author’s debut great work, “Revival of the Dirty Metropolitan”!

購入済み

京都でやろう!

【沢里裕二・著】んんんっ。ええわ。青山さんの声、エロいわ。ピンクっていってくれはった瞬間に、ピンクのオマメがサドルにぷちゅっと潰れたんよ。うち、完全に昇ってしまったわ。ええな、ロデオマシーン──東京で出版社をリストラされたあと、青山麻美は郷里の青森で通販会社のテレフォンオペレーターとして働いていた。ある日、ロデオマシーンを所望する女性客から注文電話が入る。なにやら声がおかしい。どうやら、自慰をしながらの艶声と商品説明の淫靡な映像に煽られ、オペレーターとしては禁止行為の猥褻応対をしてしまい、休職に。そして、女性客の住む京都に自然と足は向いた。京都、そこは闇で桃園淫道家が支配する街……著者、デビュー大作『淫府再興』のサイドストーリー掌編!!

180円

浅草でやろう!

【沢里裕二・著】売掛金一億の回収の目途がつかなくなったホストの村上淳一は、歌舞伎町から消える。早朝のタクシーに乗って、ひとまず落ち着くことに決めた先は、誰にも語ってこなかった土地勘のある浅草だ。新宿からの追手もおいそれとは立ち入れない、裏通りの飲み屋街で緊張をほどいていた矢先、すけべな女に絡まれて、店で致してしまう。さらにその女が中居をつとめる老舗旅館に身を潜めることに──艶冨館、一見、訳ありな男と女。なにより未亡人の女将が妖艶すぎる。北浜の相場師として一世を風靡した爺さんに引き回され、すけべな中居の先輩キャバ嬢に責められ、中居は中居で……『未亡人女将の宿』を大幅に加筆修正した、リアル水商官能ハードロマン傑作!