第7回 第二期配信開始!

さてさて、「隻脚の天使」の配信を始めてから、だいぶ時間が経ってしまいましたがこの辺から、書下ろし作品をボチボチと入れていきましょう。それにしても次まで空きすぎ? という疑問・懸念は捨て置いてください。しっかりと、出汁には毎日、火を通しておりましたゆえ、味は落ちておりません。

第二期は、橘真児さん、乃村寧音さん、そして逢見るいさんの作品からスタート。橘さんは、もう第一期から貴重なコンテンツを寄せていただいており、紙でも第一人者。しかし、こうして連載されたままになっている快作があるんですね。「週刊プレイボーイ」ですよ、連載は! ラノベ調のスピード感に、少々のコミカルさをまぶしながら、妄想はさすが、淫心を擽ってくれます。
乃村寧音さんは、チアーヌ名義で携帯小説黎明期(と言っていいかな)からロマンス小説やTL小説で活躍されてきた作家さん。が、たまにはもう少し性差を越えて妄想を解放したい、とELに挑戦された第一作! 特にTLは、決まり事(レギュレーション)が多いですからねぇ。その決まり事がまた大切なところでもあり、ハズせないのですが…。しかし、美しいEL短編に仕上げていただきました。
そして、やはりTL小説やコミック原作者として筆をふるわれてきた逢見るいさん、です。今回、同時2作品。「特選小説」さんなどで、こちらの作風をお持ちであることをご存じの方もいらっしゃるでしょう。ある種の業を背負った女性が、性に解放を求めて紡がれる2作品は、迫力満点。濡れ場は絵にすると、お上から「通達」がくるかもしれません。作者の内面など無視されて…。しかし、なにか琴線に触れるものがあるハズです。こちらも短編なのでぜひお試しを。
それと、実は実は逢見るいさんは、「Aubebooks.com」というサイト名の生みの親でもあらせられます! もう、昨年の夏の終わり頃のことでしょうか。私がさてどうしたものか、と悩んでいるときに、ご自身のメモ帳からスッと出してくれました。本当は別のことに逢見さんは使われようとしていた名称なのですが、惜しげもなく。別のこと? それは内緒にしておきたいと思います。

この素敵なサイト名が、ひとりでも多くの読者の目に映るように、第二期のスタートにあたり思うのです。ご期待いただければ幸いです!!

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