第14回 ほぼ年記な、暢気だけど本気な更新

すいません、思いっきり世の中のドンよりして、ヒステリック、漠とした不透明感に巻き込まれておりました。
一括りにしちゃうと、コロナ前からの、わけのわからぬスピード感ですかね。湾岸を飛ばすのは数十年前から
好きなんですが。そして、今も時折、ぶっ飛ばしに行こうと思ったりするんですが、これは個のスピードで。
どうも社会全体の速度競争は馴染まないんですね。仕事の出来ないやつの典型です。
しかし、このコロナ最中、なんだか不思議とヤル気が湧いてきています。
少しだけ、世の中の流れから切り離されて、自分だけのスピード感を持てたからでしょうか。
極めて暢気、です。
蒸気機関が発明されて、そのスピードと生産性と合理性に、旧態然とした職を脅かされた人々が、何かの
加減でちょっとだけ息継ぎをする時間を取り戻すような、革命最中の空白の時間に、不思議なヤル気が。
もっとも、この気分はよくわからないので、持続するのかどうか、心もとなくはあります。が、もう正直に
そんな時は前進し、そうじゃない時は頑張らない、バックこそしないけれどサイドブレーキ引いて、寝てしまえ
っていうような境地に辿り着くと、いっそ晴れやかですね。
結局、好きなことしかできないじゃん、というアホみたいな真理に、ようやくコロナ禍の最中、到達したわけ
です。ままならないなぁ、生きる道。けれど、いつどうなるか、結局、わからないんだから、やりたいことを
やる、ってことです。迷わない、急がない、けど着実に、でしょうか。

少しだけ先になりますが、うかみ彩乃先生の、映画化原作作品を当サイトで扱うことが確定しました。掌編
とはいえ、実に何年もかけてきた小説発表前に、待ちきれずに映画化になる(いや、既にコロナ禍直前に公開!)
という逸品。すると、たったこれだけの販売コンテンツ数の中で、3本の映画化原作があるんですね。
これ、ちょっと凄いかもしれない。
もちろん映画化するためのコンテンツ・サイトってわけじゃないんですが、それだけ何かを触発される熱量を
持ったものを扱えてきた、ってことは言っていいんじゃないかと、再認識、改めて自覚。それに意識的じゃ
なかったことを自戒するのです。間抜けだなぁ。
第四期なのか、第五期なのか、もはや判然としないのですが、気分も新たにやります。やらせてください。
Aubebooks アフターコロナの新しい世の中、お騒がせしましょう!!

コメントを残す